2022年12月11日日曜日

【Grasshopper_72】バキバキさせた凹凸パターンの外周を曲面に接する形


直線3本で囲った三角形をつないでバキバキした形状を作ると、曲面と接する最外側部分で隙間ができてしまうため、そこをうまく接続させる方法を考えてみました。

2022年10月30日日曜日

【Grasshopper_71】自由曲面上に段差を作ってみました


蛇腹状の段差を3D化してみました。上から下に向かって、深さを徐々に大きくなるように変化させています。左右で曲面になじませる個所が難しいですね。Grasshopperでは連続性を隣合うサーフェス間に持たせることができないため、もしそこが気になる場合はRhino上でNetwork Surfaceコマンドを使って地道にサーフェスを貼るしかないかも?

というわけで、簡単な作り方を紹介していきます。

2022年10月10日月曜日

【Grasshopper_70】Setsの使い方を調べてみました


以前から何に使うのか気になっていたSetsという名称の機能群について、調べて見ました。

ざっくり言うと、入力の数値あるいは文字データに対し、何かしらの加工を施して出力する機能ですね。例えばプログラミングを学習する際、初歩の段階で学ぶ、リスト(配列)から重複部分を取り除いたり、要素の追加や別のリストとの結合といったようなことをするための機能です。

直接、曲線やサーフェスといった形状データに影響する機能ではないため、デザインの現場で使う頻度はあまり高くないかもしれません。

2022年9月19日月曜日

【Grasshopper_69】Grasshopperの「ネットワークサーフェス」機能について

今回は自由曲面作成でおなじみのネットワークサーフェス機能について調べてみました。

結論から先に述べると、Grasshopper上で連続性を指定するサーフェスを作成するのは困難であることがわかりました。いつかは実装してもらいたい機能の一つではありますね。

2022年8月15日月曜日

【Grasshopper_68】Voronoi図形の大きさを変化させる方法


お手軽に不規則な幾何学模様を作る手段としてヴォロノイ図形というものが認知されていますが、大きさをもう少し変化させたいなと思っても、なかなかやり方が思いつかない時がありました。

そこで、ネットで調べたり、自分なりに作ってみたやり方を4種類ほどまとめてみましたので、何か参考になるところがあればチャレンジしてみてください。

2022年7月31日日曜日

【Grasshopper_67】サイン関数を使って立体形状を作ってみた


先日、家の近所に止まっていたT社製ミニバンのフロントグリルまわりを見たところ、左右の両端付近に特徴のある形状が目につきました。パラメトリック的な考え方でどうやったら作れるかなと色々考えたうえで、トップ画像のような形を作ってみました。

基本的な考え方としては、XY平面上にSineカーブを作り、3Dサーフェスにマッピング機能を使って面上線を作成し、最後に3D化するといった流れになるかなと思います。

2022年7月2日土曜日

【Grasshopper_66】C社製コンセプトカー フロントバンパー横開口部分のパターン再現


実車パターン再現の続きで、フランスのC社から発表されている高級EVスポーツコンセプトカーのフロントバンパー横に空いている開口部分を作って見ました。

2022年6月25日土曜日

【Grasshopper_65】Grasshopperプラグイン「Unify UVs」の紹介



今回の記事では、Grasshopperのプラグインの中から、Unify UVsを紹介します。

この機能は、サーフェスごとのばらばらなUV軸の向きをそろえる機能です。

2022年5月1日日曜日

【Grasshopper_64】Grasshopperプラグイン「Crystallon」各種機能の紹介



これまでに何度か紹介してきたCrystallonというプラグインの機能を調べてみました。

ラティス構造をGrasshopperで作る上で、ほぼ必須となりつつありますが、機能がかなり広範囲に渡るため、どのコンポーネントを使ったらいいのかよくわからない部分も多いと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。

左から順番に解説していきますが、03-Modifyより右側は使い勝手が難しいため省略します。

2022年4月8日金曜日

5年目に突入しました!

ブログを始めて5年目に突入しました。

相変わらずの書きなぐり形式で、基本的には自分の記憶忘れ対策で始めたものですが、幸いなことに今年度も引き続き、parametric design担当として業務にたずさわっていきますので、細々とブログの掲載を続けていきたいと思います。

2022年4月3日日曜日

【Grasshopper_63】S社の某車種のフロントグリルを再現してみた


量産車の中では、かなり特徴的で、いかにも幾何学模様を意識したかのようなデザインですね。ブログで取り上げるネタも徐々に落ち着いてきたので、今後は自動車メーカー各社のデザイン再現も取り入れていきたいと思います。

2022年3月18日金曜日

【Grasshopper_62】R社のコンセプトカーのパターン再現


2013年にイタリアのミラノで初公開された、R社のコンセプトカーのルーフに施されたパターンを試しに作ってみました。

2022年3月12日土曜日

【Grasshopper_61】Tree関連コンポーネントの各種機能について仕組みを調べてみました


Grasshopperのノードを組む上で、パスの階層を調整する際にお世話になるTreeについて、使い方や機能の中身を簡単な事例とともに調べてみました。

頻繁に使うものもあれば滅多に使わないものもあり、多種多様な機能が存在しますが、知っておくと効率良くノードを組んでいけると思いますので、気になるものがあれば試してみてください。

2022年3月4日金曜日

【Grasshopper_59】Grasshopperプラグイン「ASTool」各種機能の紹介_Part1


今回はASToolというプラグインの機能を紹介します。分量が多いので、2部に分けて記載します。

サーフェスの延長や方向を指定したフランジ面の作成など、Grasshopperの標準機能には無いコンポーネントが含まれていますので、使えそうな事例が試してみてください。

このプラグインは、food4Rhinoには登録されておりません。以下のリンク先からダウンロードしてください。掲示板の途中あたりに、AStool.zipのダウンロードリンクがあります。

2022年2月20日日曜日

【Grasshopper_58】Grasshopperプラグイン「Nudibranch」各種機能の紹介


パターンの大きさを徐々に変化させるときに便利なNudibranchプラグインについて、機能の紹介をしたいと思います。

どちらかというと簡単な事例紹介となります。

2022年2月18日金曜日

【Grasshopper_57】Dendroを使ってうさぎを加工してみる


以前、Dendroプラグインを使って単一の曲面上にラティス構造を作る方法を紹介しましたが、今回はポリゴンメッシュ自体のデータ加工方法を紹介します。

参考としてスタンフォードバニーのデータをダウンロードして用意してみました。

2022年2月12日土曜日

【Grasshopper_56】Split Brepを使って複数のカッターで同時に分割する方法


サーフェスをBrep形式のデータで分割する時に便利なのがSplit Brepコンポーネントです。
今回は、穴を一度に開ける方法のご紹介。

※Rhinoceros7以降、Split Brep Multipleコンポーネントで同じことが実現可能なので、そちらを使うことをお勧めします。

2022年2月5日土曜日

【Grasshopper_55】Grasshopperプラグイン「PanelingTools for Rhino and Grasshopper」の簡単な使い方の紹介


Paneling Toolsというプラグインを使って簡単なサンプルを作ってみたので今回はその紹介です。

2022年1月29日土曜日

【Grasshopper_54】ポリサーフェスに投影したら、曲線の向きがバラバラになる現象の対策法

前回に引き続き小ネタ関連ですが、ポリサーフェスに投影したら、投影曲線の向きがバラバラで、そのあとの立体化の段階で面が壊れてしまう現象がおきました。

原因は、元々の各サーフェスのUV座標の向きがバラバラだったのが原因ですが、ひとまず対処法を考えて見ました。

【Grasshopper_53】MDスライダーの出力値の誤差を丸める方法

サーフェスのUV座標を自在に変更できる入力ツールとして便利なMDスライダーですが、先日、出力する値を見ていて気づいたことが。

2022年1月14日金曜日

【Grasshopper_52】Grasshopperのコンポーネントを使って画像をRhinoceros画面に表示する方法

 


単純に画像データをCAD空間上に表示させる場合、Import Imageコンポーネントを使うと簡単に取り込むことができます。

指定した範囲内に表示させることができるので、デザイナーが描いたスケッチ画像を表示させたりする時に役に立ちそうですね。

【Grasshopper_51】image samplerで遊んでみる


image samplerを触ってみました。

何に使えるか、まだはっきりとはわかりませんが、画像を取り込んでCADデータとして加工できる方法があるということで、応用方法を模索中です。