おなじみのVoronoiを使った事例の一つとしてロゴを作ってみました。以前のブログの記事で紹介した、Voronoiの大きさを変化させる方法の応用になります。必要な外部プラグインは、OpenNestとAnemoneです。
・出来上がったカーブをPipeコンポーネントにつないで3D形状化してからXY平面との交線を求めると、上の図のような閉曲線ができます。Illustratorなどでデザインができる人はそちらで作ったものをimportするのももちろん可です。
・oやa、d、eなどの文字(上の図の緑色でハイライトさせた文字)は中抜き状態にする必要があるので、この時点で中抜きが必要になる文字とそれ以外に分離しておきます。交線の数が2かどうかで判定してから分離しています。
・大まかにいえば、Voronoi形状を文字の閉曲線で分割する作業です。上の画像ではわかりやすいよう色分け表示していますが、中抜き文字の内側が赤色、外側が緑色、中抜きしない文字が青色、それ以外の外側の部分が黒色です。
・分割する順番は、青→緑→赤の順で、Trim with RegionsコンポーネントにつないでVoronoi形状を分割していきます。分割後の開放区間はConnect Curvesコンポーネントにつないで閉曲線化し、Mergeコンポーネントにつないで一つにまとめます。
・ループ計算後、色分けした閉曲線を階層別に取り出すと後工程で便利なので、同時にEntwineコンポーネントにつないでデータを取り出します。
・分割したVoronoi形状の中心点を求め、文字の閉曲線に向かって移動させ、再びVoronoi形状を作成する、というループ処理となります。
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