2025年1月11日土曜日
【Grasshopper_106】サーフェスを分割してUVによる縮小化の際のトラブル対策
今年最初の投稿は、一枚のサーフェスをSurface Splitコンポーネントにつないで分割し、さらにisoTrimコンポーネントを使って縮小化させる時のトラブル対処法です。
・まずはRhinoで適当な大きさのサーフェスを用意します。
・Grasshopperにサーフェスを取り込んでから、縦横に分割します。パスの階層は、縦列ごとに分かれた状態にしておきます。
・サーフェスのUV座標を使って加工するにはUntrim状態にしておく必要があるので、Edge Surfaceコンポーネントを使って再度、サーフェス化し、縦方向の順番をそろえておきます。
・isoTrimコンポーネントにつないでサーフェスを縮小化させてみましたが、UVの方向が各サーフェスごとにバラバラになっており、形がそろっていない状態になります。これは間違いなので、対策を考えます。
・原因の一つは、Split Surfaceコンポーネントを使ってサーフェスを分割すると、分割サーフェスの4つのエッジの順番が揃わないこと、二つ目はEdge Surafceコンポーネントで生成したサーフェスのUV方向が統一されないことなどが挙げられます。
・対策はNetworf Sufaceコンポーネントを使って個々のサーフェスを生成します。その際、Uのエッジ2本とVのエッジ2本が正しく組み合わされる必要があるので、各エッジの中点のXY座標を使ってSorf Listコンポーネントにつないで順番を揃えます。その後、縦列方向の順番を揃えたら準備完了です。
・うまく縮小化させることができました。
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