2025年2月1日土曜日

【Grasshopper_107】曲線に沿ったグラデーション

ウィンド周辺でおなじみのセラミックプリントに似ていますが、曲線に沿ったグラデーションの配置方法を考えてみました。
・Rhinoで適当なサーフェスを用意します。左右対称なので正面からみて右半分だけの状態です。

・平行投影ビュー(ここではYZ平面)にして、パターンの上限と下限を決めるカーブを作ってGrasshopperに取り込みます。識別しやすいように上の曲線をA、下の曲線をBとします。

・左右対称となるように、0Y上のパターンは半分だけラップさせますので、延長を2mmにし、Divide Distanceコンポーネントを使って曲線A上に4mmピッチで点を作ります。

・同時に、曲線Aと曲線Bの端点同士をつないだ直線の間にTweenCurveコンポーネントを使って補間曲線を作ります。その間隔をGraphMapperコンポーネントにつないで調整できるようにしておきます。

・縦線の開始点から4mmピッチの点までのベクトルを求めて、縦線を移動させます。間隔が一定に見えるよう、先ほどのグラフの傾きを調整します。

・縦線のリストを一つずらしてペアを組み、サーフェス化します。

・作成したサーフェスをDispatchコンポーネントにつないで交互に分類し、サーフェスのUV座標を使って列ごとに分割します。

・サーフェスのUVを使って大きさを徐変させます。

・0Y近傍と上の曲線近傍の余分なサーフェスをカットします。

・Z軸中心にミラー反転し、RegionUnionコンポーネントにつないで閉曲線化します。

・閉曲線をRhinoにbake後、サーフェスを分割したら完成です。

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