Part1の続きです。
3Dサーフェス関連が主な内容です。
14.Blend Surface
・2枚のサーフェスの間にブレンドサーフェスを作る機能。・2枚のサーフェスの接続するエッジをそれぞれiA、iBで指定します(4辺のいずれかを0~3の整数値で指定する)。
・連続性をcA、cBに繋ぎます(0:位置連続、1:接線連続、2:曲率連続)。
・fTA、fCA、fTB、fCBは接線連続、あるいは曲率連続を選択した際の強度の調整をします。
15.Control Point
・サーフェスの制御点の位置を調整する機能。コンポーネント上をダブルクリックすると、別ウィンドが表れ、▼▲ボタンで数値を調整してDoneボタンをクリックすると、変更が反映されます。16.Fillet Bezier Arc
・2本のベジェ曲線の交差部分にフィレットをつける機能。・フィレットが可能な4か所のどこにするかをi入力につなげて指定します(0~3の整数値)。
17.Fillet Constant Radius
・2枚のサーフェスの間にシングルRのフィレットをつける機能。・半径をr、4個所のどこにつけるかをi入力に整数値(0~3)で指定します。
・2枚のサーフェスのUV座標軸の方向をぴったり合わせないと望む形にならないので、扱いずらい印象です。
18.Fillet Nurbs Arc
・2本のNurbs曲線の交差部分にフィレットをつける機能。・半径をr、4個所のどこに作るかをi入力(0~3の整数値)で指定します。
19.Convert to Bezier
・Nurbsサーフェスをベジェサーフェスに変換する機能。・Nurbsサーフェスの次数がベジェよりも多い場合は、自動で分割されます。いずれもアントリムサーフェスが出力されます。
20.Crown
・入力サーフェスを面直方向に膨らませる機能。・膨らませ方で4種類あり、v入力に0~3の整数値で指定します。
・3DサーフェスをisoTrimで細分化して膨らませる場合、XY平面上に一個のCrownを作成し、Surface Morphingコンポーネントを使ってモーフィングする方法がおすすめです。高さはw入力に、Construct Domeinを使って実際の高さ値をつないで調整可能です。
・制御点ごとに移動量を細かく調整ができないのでもう少し改善してほしいですね。
21.Elevate Degree
・サーフェスの次数を増やす機能。(制御点の個数ではありません)・入力サーフェスよりも多い数値をdU、dVにつなげて指定します。
・制御点の個数は調整できないので扱いずらいですね。
22.Face
・サーフェスをトリムする機能。・残す側をサーフェスのUV座標値を指定して決めます。
23.Fillet
・2枚のサーフェスの交差部分にフィレットをつける機能。・Fillet Constant Radiusとの違いがよくわかりませんが、HelpによるとRhino標準の機能を利用するコンポーネントだそうです。
24.Flange Normal
・サーフェスのエッジに面直方向のフランジを立てる機能。・4辺のどこに作るかをi入力につなげて指定します(0~3の整数値)。
・長さをI入力、面直方向に対して傾ける角度を-90~90の間の数値でa入力に指定します。
25.Flange Vector
・ベクトル方向に曲線を押し出してサーフェス化する機能。・V入力にベクトルを指定し、そのベクトルに対し何度傾けるかをa入力につないで指定します。長さはI入力に繋げます。
・抜き勾配面の作成に便利な機能です。
26.Match Surface
・2枚のサーフェス間をつなぐ機能。・それぞれのサーフェスのエッジと向きをiR、iM入力に指定します(0~7の整数値)。
・連続性はc入力(0:位置連続、1:接線連続、2:曲率連続)、強度の調整はfT、fCにつなぎます。
・入力サーフェスのUV軸の向きが異なるとうまくいかない場合もあり、扱いずらい印象です。
27.Real Trim Surface
・サーフェスを分割する機能。Faceとの違いがよくわかりません。・残す側を0~1のどちらかで、i入力につなげて指定します。
・Grasshopper標準のSurf Splitコンポーネントとは異なり、こちらは分割したサーフェスがアントリムサーフェスとなっています。この後の加工を考えるとかなり使い勝手がいいのではないかと思います。
28.Relax Surface Component
こちらの環境ではエラーが発生し動作しないため省略
・dV入力に次数を指定する数値を繋げますが、1以外にするとエラーになります。
30.Surface Extrapolation
・サーフェスを延長する機能。・どのエッジを延長するかをs入力に指定します。(0~7の整数値)。
・延長量を倍率、あるいは実際の長さのどちらにするかb入力にtoggleでつなぎ、延長量をd入力に指定します。
31.Surface Rebuild
・サーフェスの次数を変更する機能です。・制御点の数の指定ができないので、少々扱いずらいかもしれません。この機能は、Lunch Boxプラグインに含まれている、Rebuild Surfaceコンポーネントの方をおすすめします。
32.UVW Flip
・サーフェスのUVW軸の向きや順序を変更する機能。・向きと順序の組み合わせを0~7の整数値で指定し、s入力につなぎます。
・Grasshopperではサーフェスを加工するとUV軸の向きが反転してしまう場合が多々ありますので必須の機能です。しかし、これは少々扱いずらいので、Lunch Boxプラグインに含まれるReverse Surface Direction、もしくはIntraLatticeプラグインに含まれるAdjust UVの方をお勧めします。
33.Variable Offset
・サーフェスのオフセット機能。・4辺それぞれにオフセット量を指定することができます。
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