2018年6月10日日曜日

【Grasshopper_08】GrasshopperとProcessingの連携方法

★OSCを使ったGrasshopperとProcessingの連携

今回のテーマはProcessing3との連携です。

Grasshopperで作成したパターンをCG的な表現で見せる場合、一旦Bakeして他の
CGソフトに渡す必要がありますが、もっとお手軽に、インタラクティブに操作ができる
方法としてProcessingと通信させる方法があります。

その際に使うのがgHowlというプラグインです。

★ウサギをGrasshopperのスライダーで動かすサンプル

試しにサンプルを作ってみました。スライダーでウサギの向きを変化させると、Processing上でウサギが追従して回転します。

Step.1 objデータの準備

・画面に表示するデータを用意します。

・データは何でも良いですが、今回はstanford bunnyと呼ばれている、CG環境のマテリアル情報の検証等で使われるデータを用意しました。
※Googleで検索するとダウンロードサイトにたどり着きます。

Step.2 ノードの作成


・上図のようなノードを組みます。

・ダウンロードしたobjデータを適当なフォルダに格納し、Rhinocerosにインポートした後、上図のMesh inputにアサインするとGrasshopperは動作します。

Step.3 Prosessingのスクリプトを組む

・スクリプトを下記のように作成します。

・各種、必要なライブラリを追加でインポートします。(やり方はGoogle検索で)

・objデータは今回作成したsketchフォルダ直下にbunny.objという名前で置きます。

以下、ソースです↓

プログラムがエラーが発生せずに動作すると、Grasshopperのスライダーの位置に合わせてうさぎがグルグル回転します。

RhinocerosとProcessingでは座標系の向きが異なるので、合わせるのが結構面倒です・・・

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