2019年10月20日日曜日

【Kinect_V2】Kinect_V2のセットアップと切断~再接続問題の対処


Realsense D415のSDKには人物の切り抜き機能がないため、点群で表示させると周りの背景も映ってしまう問題を解決したくなってきました。

なので、以前使っていたKinect_V2に戻って点群表示をさせて見ようと思います。

そこで、まずはKinect_V2をPCにつなげて使えるようにするわけですが、久しぶりに使うことにしたのでいろいろ躓きました。

その忘備録も兼ねて、使えるようにする手順をまとめます。

<使用環境>

・OS:Windows10
・GPU:NVidia Geforce RTX 2060
・CPU:Intel Core i7-8700

①USB3.0があるか確認

データの転送速度の関係で、USB3.0 or 3.1が必須です。
しかも、USBホストコントローラがIntel製かRenesas製が推奨とのこと。

自分が使っている自作PCのマザーボード上にあるASMedia製だとKinectそのものの認識はされるけど画像が表示されないので、追加のUSB3.0ボード(Renesas製チップ搭載)を購入しました。1000円ちょっとで買えます。

②Kinect for Windows SDK2.0のインストール

公式WebからSDK2.0をダウンロードしてインストール。

この時点で、SDK2.0だけインストールすればいいやと思っていたけど、Kinectを繋げると切断と再接続を交互に繰り返す現象が出ました。

そこで下記対策を実施。

③USB関連の設定見直し

こちらのサイトを見ながら、すべてやってみた(録音デバイスのところはとばしました)↓
 
 それでもまだ現象がおさまりません。

④SpeechPlatformのインストール

上のサイトを見ていて気づいたのが、録音デバイスのアイコンが、自分のPCに表示されていないということ。

そこでいろいろ調べて見ると、SDK2.0のほかにインストールが必要なソフトがあるようです。
 
上に添付した参考サイトの「音声を認識するための前提条件」の項目にある、Speech Platform SDK v11(64ビット版のほう)をインストール。

その後、マイク入力の設定の項目で、マイク配列「NUI XBOX Sensor」になっているかどうか確認↓

念のため、デバイスマネージャーを開いて確認↓

WDF KinectSensor Interface 0とXbox NUI Sensorの二カ所が表示されていたらOK。


SDK付属のサンプルで深度画像が無事、表示されました。


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