【Grasshopper_02】Voronoi図を使った不規則な凹凸パターンの作り方

Hammer Toneとよばれる、銅板を金槌で叩いて窪みをつける伝統工芸を模したパターンを再現してみました。

Voronoiの各セルごとの面積に応じて凹み量を変えてます。

Step.1 XY平面上に四角形を作成する

・Rectangleコンポーネントで適当な大きさの四角形を生成(1000x1000)

Step.2 ヴォロノイ図形を作る

・Step.1で作った四角形の内部にランダムな点の生成(100個)し、ヴォロノイ図形を作る。

Step.3 凹み量の計算

・Step.2で作成した､すべてのVoronoiセルの面積をAreaコンポーネントで計算し､boundsコンポーネントにつないで､その面積の最大値、最小値のDomain(範囲)データを生成します｡

・Remapコンポーネントを使って、面積が最小となるセルの移動量が0mm、最大となるセルの移動量が10mmとなるよう､Domainのリマップを行います｡

Step.4 ヴォロノイ中心点の移動

・Voronoiの中心点を、Step.3で求めた凹み量に応じてZマイナス方向に移動させます｡

・Patchコンポーネントを使い、VoronoiカーブをC入力、移動した中心点をP入力につなぐと面が作成されて､完成です｡